ASEEDONCLÖUD Collect coat（Oiled sail cotton）- poooL (online shop)

Collect coat（Oiled sail cotton）

商品番号 : 212103

毎シーズン魅力的なストーリーに沿って展開されるASEEDONCLÖUDのコレクション。
今シーズンは灯台守の主人と渡し守の妻のお話です。

このアウターは、夫婦が海に出て漂流物を収集する時に着る事をイメージして作られました。

「ここは何に使うの？」という不思議な仕掛けは、全て漂流物を収集するのに便利な機能。

このコートを作るにあたり、沖縄在住の漂流物で作品を作る作家夫婦に話を聞き、それを参考にデザインされたそうです。

まず注目なのが二重構造になった胸元のポケット。

漂流物を拾い集める時、集めたものには順位がつきます。
１番のお気に入り、２番目、それ以下の物。
この順番を忘れないよう、区分して持っているためにポケットが二重になっています。

そして、壊れやすいものを拾っても大丈夫なように立体的に作られています。

背中のポケットは、両サイドをファスナーで、上部をボタンで留める構造になっています。
長いものや濡れたものを拾った時に入れて置くことをイメージして作られたものです。

ファスナーを下げることで口の広さが調節できるので、長い物でも幅の広い物でも入れることができます。
濡れたものを入れても大丈夫なよう、ポケットの内側には撥水性の高いナイロン生地が張られています。

そして、なぜわざわざポケットの上がボタンになっていたのかというと、ボタンを外し、ファスナーを下ろし、ポケット部分をペロンと下ろすと、この部分をお尻の下に敷いて座れるのです。
撥水性の高いナイロン生地が張られているので、濡れているところでもこれを敷けばお尻が濡れないというわけです。

前の留め具は海軍由来の金具が使われていて、片手でも手袋をしていても開け閉めができる優れものです。

使用されている生地は、1864年に創業したスコットランドの老舗メーカー「HALLEY STEVENSONS (ハリー・スティーブンソン)」のワックスドコットン。

ワックスドコットンとは、目の細かいコットン生地にオイル・ワックスを塗りつけたもので、コットンの通気性をそのままに残しながら、高い防水性と防風性を付加した機能的な素材です。

そんなワックスドコットンにお湯洗い、柚抜きの加工を施すことでエイジング感を出しています。

この工程である程度の油分が抜け、ワックスドコットンとしての機能は少し低下していますが、その分、豊かな風合いがプラスされています。

このコート、キャンプ大好きな我が家にとっても見逃せない一枚となりました。

なぜなら、漂流物を集めるのに便利なように作られた数々の " 仕掛け " は、どれもキャンプの時にも役に立つ機能ばかりです。
そして、急な雨や、朝や夜の湿気に負けないオイルドコットンの素材。

「キャンプの時に着るのにこれ以上のアウターはない！」と思いました。
Mサイズは男女共に兼用できるので、アウトドア好きなご夫婦にもオススメです。

【物語が生まれる灯台】
誰かが落としたものが海を渡り、拾った者によって新しい命が吹き込まれ、そこから新しい物語が生まれる。
その物語は唄い継がれて、また海を渡り大陸に戻ってくる。
灯台守の主人と渡し守の妻のお話です。

【ブランド】
ASEEDONCLÖUD（アシードオンクラウド）

19世紀後半～20世紀初頭の「古い作業着に見られる美しさ」の裏にあるアイデンティティーに、ウイットとユーモアを織り交ぜたデザインは、どこか懐かしく、そして洗練されています。

様々な職業のライフスタイルからインスピレーションを得て、その生活の匂いをスパイスとしてデザインに込めることで、シーズンごとに異なる魅力を生み出しています。

【サイズ】
Mサイズ
身　幅　63.0cm
裄　丈　86.0cm
着　丈　66.0cm

※ユニセックスアイテムです。
　Mサイズは男性にも着ていただけるサイズです。
※モデル身長は155cmです。
平置き採寸しています。

【素　材】
（表　地）
コットン　100%（オイルドコットン）

（裏　地）
身頃：コットン　100%
袖　：キュプラ　100%

（背中のポケットの裏地）
ナイロン　100%

【その他：お手入れについて】
コットン生地にオイル・ワックスを塗りつけたオイルドコットン生地は、オイルワックスが剥がれてしまうことから水洗いはもちろんのこと、ドライクリーニングもNGとされています。

今回使用されている生地は風合いを出すためにすでに洗い加工がされていて、オイルドコットンの機能としては少し低下をしています。
現在の機能を維持する意味でも、水洗い、ドライクリーニングはともにしないことをオススメします。

お手入れは、着用後にブラシをかけて埃や小さな汚れを取ってあげてください。

汚れがひどい時やこびりついてしまった時にはやわらかいスポンジで拭き取ってあげてください。

シーズンの終わりには湿った布でさっと拭き洗いをして、通気性の良い日陰で乾燥させてください。

洗えないからといってあまり難しく考えず、それだけタフな素材なのだと思ってガンガン着てあげてください。