ASEEDONCLÖUD

Tree carol skirt(Holy typewriter)


商品番号 : 241402


魅力的なお話と共に展開されるアシードオンクラウドのお洋服。
今回は “ 旅鳥の町 ” と呼ばれる島の修道士のもとに育った女の子のお話です。

主人公の少女が、島の人々に樹木の素晴らしさを説く時に着る町祈り服をイメージして作られたスカートです。

その昔、ポルトガルの海辺に住む女性たちは、漁に出た夫をいつでも美しく出迎えられるよう7枚ものスカートを重ね履きしていたといいます。

島で(海辺で)暮らす主人公もまた、そんな服を着ていたのではないかという想像を元にデザインしたそうです。

腰にはスモッキングの刺繍を施し、町祈り着の神聖さを表現しています。

ラップスカート状になっていて、巻き方を変えるとエプロンスカートのようにも着られます。

コットン100%の平織りタイプライター生地は、1インチあたり 180本 × 160本 の糸を打ち込み高密度に織られたものです。

薄手ながらもハリがあり、しなやかで透けが出にくいので、オールシーズン心地良く着られます。


【巡礼歌のお話】

“ 旅鳥の町 ” と呼ばれる島があった。
島には木々が生い茂り、その木々を求めてたくさんの渡り鳥が集まっていた。

島の修道士のもとに育った女の子がいた。
彼女は鳥たちの色鮮やかな歌声が大好きで、木々や鳥達に日々祈りを捧げていた。

ある日、修道士たちは神のお告げと言って木々を切り倒し、そこに大きな祈りの場を作った。

島からは渡り鳥が少しずついなくなり、その代わりに外の世界から祈りの場を求めてたくさんの人々が島に住み始めた。

女の子が成人を迎える頃には、島の木々はすっかりなくなり、鳥達もいなくなった。

彼女は小さい頃から慣れ親しんだ鳥の歌声を探すために海に出た。
そして、海にはたくさんの小さな島々があることを知った。

それらの島々にはまだ、彼女の島が失くしてしまった自然が残っていた。
そこで彼女は鳥達に再会することができた。

彼女は木々の精霊の鳥たちからたくさんの事を学び、歌を習った。

島に戻った彼女は祈りの場でその歌声を披露した。
歌を聴いた人々は、その時初めて自分たちが失ってしまったものに気づき、自らの過ちを嘆き、悔いた。

それを見た木々たちは、島に戻る努力を始めた。
しかし、なかなか元の美しい島には戻らず、鳥たちもまた戻っては来なかった。

かつて “ 旅鳥の町 ” と呼ばれた島の人々は、鳥たちが戻るよう歌が生まれた島々に、時折巡礼に訪れるようになった。

そんな島々が巡礼の諸点となり、彼女の歌が道となり、島々の木々に繋がることで聖地への道となっている。

そんな詩歌いの物語です。


【ブランド】
ASEEDONCLÖUD(アシードオンクラウド)

19世紀後半〜20世紀初頭の「古い作業着に見られる美しさ」の裏にあるアイデンティティーに、ウイットとユーモアを織り交ぜたデザインは、どこか懐かしく、そして洗練されています。

様々な職業のライフスタイルからインスピレーションを得て、その生活の匂いをスパイスとしてデザインに込めることで、シーズンごとに異なる魅力を生み出しています。

【素 材】
コットン 100%

【サイズ】
ウエスト FREE
着 丈  83.0cm

価格

42,000円(税込46,200円)

在庫

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